本のタイトルからすると、中学お受験本かと思いますが、内容は違います。

浜学園の講師を経て、関西と東京で算数道場を主宰している著者が、子どもが算数を好きになるにはどうしたらよいか、を書いた指南書です。
灘と開成に受かる方法、が書かれた本では全然無いですね。

逆に言えば、算数が楽しめるという子どもではないと、灘や開成の問題には歯が立たないという内容だったように思います。

方向性としては、佐藤ママ(「受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格」の著者)とは逆、といった感じでした。
自分のことを自分で出来ない子は、中学受験する資格無し!というのとか。

中学受験についていうと、どちらかというと気が楽になる本です。
「お母さんはいい加減で明るい方がいい」
とか、
「4年生まで母親が横について勉強を教えていた子は5年生で撃沈する」
など、親が一生懸命してもしょうがないよ、的な感じなので、肩の力が抜けます。

要は、早熟で自主性のある子どもしか中学受験に向いていないとのことかなぁと思います。

あとは中学受験に向いている子の特徴として、緊張しすぎない子が受かりやすいとのことでした。

第4章では「算数の思考回路を育てる」とのことで、実生活の中で低年齢児からでもできる、算数脳を鍛える方法が書かれてあり、このあたりは低年齢からも日常生活に取り入れられそうです。

・お小遣いは小銭で渡し、物を買うときに、小銭を組み合わせて支払うことを考えさせる。
・外出時など、三角形のもの、ひし形のもの、など形探しをすることで図形脳が鍛えられる
・カステラやピザで1/8と1/4の違いを実際に見せる

朝倉先生の塾は、現在東京と大阪、京都にあるみたいです。
中学受験を目的にしてないので、楽しい雰囲気みたいですね。

朝倉算数道場のいいな、と思うところは、親も後ろで授業を受けられるところです。
自分の子供に向いてるかどうか、授業内容と子どもの受講姿勢を見たら、一発でわかりそうですもんね。

巻末の方には、実際に算数の問題と解法が何個か付いてました。
イマドキの中学受験生には当たり前の内容かもしれませんが、私はふむふむーと面白く読めました。



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